Kagurazaka散歩道

今日は楽しみにしていたMIT（マサチューセッツ工科大学）のガラス工芸科主催のガラスのかぼちゃ即売に行ってきました。

この日のために学生たちが2000個以上吹きガラスで作ったものだそうです。

ボストンにしてはめずらしく昨日から雨が降りつづいていました。
雨天順延ということで心配していましたが、朝にはなんとかやみ、本日開催されるという情報が早朝から仲間内にメールで飛び交い、10時からの開場に向けて出発しました。

事前情報で芝生は雨を吸ってぐちゃぐちゃの可能性があるので、できれば長靴、気温も低いので暖かい服装でとのアドバイスにより、私は万全のいでたちです。

約20分前に到着。　
すでに数百人の人が来ていました。

雨にぬれた芝生の上にはかわいいかぼちゃたち。　15個くらいのひとかたまりが点々とあちこちに。　
大きさは小さいもので直径10ｃｍ、大きいものでは直径25ｃｍくらいあります。
ロープが張ってあって芝生内には入れないようになっていますが、みなさんそれぞれ外からお目当てのかぼちゃを探す目は真剣です。

9時半までに来た人たちには整理券が配られたようです。　
それほど人気のイベントなんですね。

10時になり、整理券の順に少しずつお客さんたちが入っていきます。
おさないで、走らないでと係の方も必死です。

気になるかぼちゃのお値段は＄20～＄2000。

＄2000のかぼちゃってどんなの??と見に行ったら、ベネチアンガラスのような精巧な模様が浮き出ていてそれは美しいものでした。中に込められたMITの文字はちょっと余計な気がしましたけど、まあそれもこのイベントの売りの一つなのでしょう。

やはり、手の出しやすいお安いかぼちゃからそれぞれのカゴや袋に入っていきます。

いざ私たちの番！で入場した時にはもう＄50以下のものはほとんどありません。

でもあれにしようか、これにしようかと、気がつけば1時間近く経っていました。
なんとか自分たちにも買える範囲のかぼちゃを選び、お仲間で見せ合いっこをし、褒めあい、和気あいあいの雰囲気のうちに買い物終了！

私はここぞとばかり、自慢のナンタケットバスケット（大）をさげて行きました。
芝生がぬれていて、かぼちゃ選びに夢中になってバスケットを下におくと、夫が横から、”バスケットがぬれるよ”と注意、何個か作っているの見ていてナンタケットの貴重さがようやく夫にもわかってきたようです。

ちょっと予算をオーバーしてしまいましたが、大小4個のかぼちゃたちと家路につきました。