Kagurazaka散歩道

ボストンはＮＹ，シカゴなどと並び地下鉄、バスなどの公共交通機関が街を網羅し、便利です。

先日のチャイナタウンに行くのも家から歩いて１分のバス停からハーバードスクエアまで出て、”Ｔ”と呼ばれる地下鉄に乗り換えて行きました。
Ｔにはレッド、グリーン、シルバー、オレンジ、ブルーと５つのラインが行き先別になっていてわかりやすくなっています。

日本の地下鉄に比べたらちょっと汚い感じですが、一人で乗ってても別に怖くないし、安全です。　車内にデジタル掲示版みたいなものはないので、自分の降りる駅はちゃんとアナウンスで確認しないとだめです。

アメリカってどこでも効きすぎるくらいエアコンが効いているのに、地下鉄の駅の中は大きな扇風機があるくらいで、地上よりずーっと暑いのはなぜなんでしょうか←不思議。　

料金はチャーリーカードと呼ばれるパスモみたいなプリペイドカードがあり、チャージして使います。　このカードを使うと通常の料金より割引になるのでお得です。　

日本のパスモやスイカは最初に５００円デポジットが必要で、割引はなし、割引がありただでもらえるチャーリーカードはえらい！です。

バス、地下鉄はそれぞれ料金は均一なので乗る時カードをピッとタッチすれば降りる時はなにもせずに降りられます。　だから家族などで乗る時は人数分タッチすれば１枚でだいじょうぶ。　その点も便利です。

写真はバスの中にある降車テープです。　降りたい時に押すようになっています。　
それぞれのバス停には名前が書いてありません。　これには困りました。　バスの中では次の停留所をデジタルとアナウンスで教えてくれるのですが、どのタイミングで押せばいいのか、最初は乗った時からい緊張してデジタル表示と外の街並みを見比べ、景色を楽しむ間もありませんでした。

なんとか家の前で降りることはできるのですが、その場所の表示がいつも微妙に違うような感じで（１こ前とか１こ後ろとか）、運転手さんも表示と実際の停留所が違っていても気にならない様子。

ついにアメリカ人に聞きました。
１３年間ボストンに住んでいる人なのですが、”バス停の名前なんか知らないわ、外を見て降りたい時にテープを押すのよ”だって。

日本のように居眠りしてても、アナウンスで起きてあわてて降りる、なんてことはできませんね。いやはや、アバウトです。