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日米比較研究 <省エネ編>2012年09月29日 06:49

優雅なお手ふり。
日本では東北の震災以降、計画停電などもあり、以前に増してさまざまなものに対して省エネ化が進んでいます。

新しく建てる公共の建物はたいてい太陽光発電の設備があり、自家発電して電気をつくるというタイプが多いですよね。

個人の家でも屋根に太陽光パネルがついているお宅も多く見られます。


こちらでは街灯などにパネルがついていて自己発電しているものは見ましたが、個人のお宅でつけているのはまだ見たことがありません。
大きな風力発電の羽は時々みかけることはありますが。

夏は冷房が効きすぎるくらい効いていて、冬は半袖でもいいくらい室内は暖房が効き、もう少し考えてもいいのでは?と思ったりします。

先日街でバスを待っていて、ふと後ろの散髪屋さんのウインドーを見ましたら、エリザベス女王のお人形が飾ってありました。
よく見ると、お手をふっていらっしゃいます。 なんで動いているのかしらと思ったら、左手にお持ちのバッグのフタが太陽光パネルになっていて日が射すかぎり、ずーっとお手を振り続けていらっしゃいます。

ふーん、こういう所にはパネルが使われて省エネしているのですね。

日米比較研究 <ペット編>2012年09月19日 22:35

いい笑顔!
朝夕よくワンちゃんのお散歩に出会います。

私の認識ではアメリカ人のペットといえば、大型犬がほとんどで、ゴールデン、シベリアンハスキー、グレーハウンド,ドーベルマンなど車の後ろの席を専用に作り替えたシートに乗せていたのを思い出します。
比較的小さい犬種と言えばビーグル犬などがいたでしょうか。

通っていた美容院には”ベビー”という名前のセントバーナードがいてすごい迫力でした。

今は、というよりボストンでは、主流は小型犬です。
チワワ、コッカスパニエル、トイプードル、シバイヌ、よく見かけるのはマスチーズです。

散歩している方に聞きましたが、ここ十年くらいで小型犬を飼う人が多くなったそうです。 
お年を召した方も世話がしやすいし、家もそんなに汚れないし、第一かわいいしということみたいですね。 
集合住宅が多いのも一因でしょう。

私の住んでいるアパートは犬は禁止で、猫はOK。
お向かいの窓にたま~にお出ましの猫ちゃんがいます。 そのふくふくとした姿とたまにした出てこないということで”タマちゃん”と勝手に呼んで窓越しにかわいがっています??

不動産屋さん曰く、家探しの一番の難点は犬を飼っている、ということだそうです。
戸建でも、アパートでも、大家さんは犬を飼っている人は入れたくないようです。 
それだけで候補物件がすごく減ると言っていました。

日本ではコマーシャルなどでもやっていますが、賃貸でもペットOKの所が増えているようですね。
新築マンションでワンちゃん猫ちゃん専用の入り口や施設がついている所もありますね。

そういうことでは日本のほうがちょっと進んでいるかもしれません。
それだけペットにもお金をたくさんかけられるということですね。

写真は先日行われた街のお祭りで見かけたわんちゃんです。 
なかなかこちらを向いてくれなくて何枚も撮り直しましたが、最後にかわいいのが撮れました。

日米比較研究 <道路編>2012年09月03日 11:38

リボンがかわいい。
朝早く起きた時はよく散歩に出かけます。

リスはたくさん見かけますが、先日は野ウサギがひょいと歩道に出てきてびっくり!
ピーターラビットにそっくりのかわいいウサギでした。

写真はいつも通る歩道です。 レンガがくずれてしまっている箇所があります。
実はこれ、2か月前からできていました。 危ないのでよけて通っていましたが、
つい1週間ほど前にくずれたレンガの1コに黄色いリボンが結びつけてあることに気づきました。
この黄色いリボンはいつかの嵐の時に倒れた木の所に張ってあったものと同じです。
要は市の担当者?が通る人の注意を喚起しようとしたもののようです。
でもなんかかわいい感じがして笑ってしまいました。

さらに昨日、工事箇所においてあるようなコーンが中央に。

誰かが転んだりしたのでしょうか。 何事にも訴訟がつきもののアメリカのこと、
訴えられないように対処したということだったのか。


ここだけではなく、ボストンの道路は車道でも歩道でも、あちこちでこぼこしていて、
歩きにくいし走りにくいです。

郊外に行くと少しはましですが、車道はだいたいつぎはぎだらけで、うっかりしていて後ろの座席につんだ荷物が飛び跳ねて着いたら床に、なんてこともありました。


日本の道路はしょっちゅう工事しているとはいえ、きれいですよね。
歩道も段差をなくし、スムーズに歩けるようになっているし、人にやさしい設計になっています。 日本にいる時はそれが当たり前でなんとも思いませんでした。
今から思うといろんな方の努力の結果だったのですね。
この点は日本のほうがきちんとしていてメンテナンスもちゃんとしているということでしょうか。

私の住んでいる街はこの辺でも古い街で本屋さんに100年史が売っていましたが、建物もそのまま残っている場所がたくさんあります。 
なので歩道のレンガもその当時のものもまだあるかもしれません。

こちらの人は古いものをとても大切に誇りに思っているところがあるので多少の不便さは大目に見てくれているのかもしれません。

そんな訳で車を運転する時は目をさらのようにして段差をよけ、歩く時はぼーっとせず、
よそ見しないようにしています。

日米比較研究 住居編 <アパート>2012年08月22日 06:37

右手前が我家です。
私たちは賃貸のアパートに住んでいます。
ボストンでは小さいスタジオというワンルームのアパート以外では割と家具無しが多く、我家も家具は一部レンタルしています。

今はインターネットがあり、ここを決めたのはまだ日本にいる時でした。だいたいの間取り、お家賃、まわりの環境など考慮して不動産屋さんに候補をもらって、息子の学校に歩いていけるという点が決め手となり、ここにしました。

住んでみてまあまあ住み心地もいいので気にいっています。

写真はアパートの内廊下です。 ちゃんとカーペット敷きでおしゃれでしょう?  専属の修理のおじさんもいるのでなにかあっても言えばその日のうちに直してくれます。

入居してすぐに、シャワーの漏れ、トイレのレバーの壊れなどありましたがさっと修理してくれ、おまけにキッチンの蛇口のセットが古いね!と新品に替えてくれたりしてサービスもgood!です。

アメリカは一般的に日本よりこういう面での仕事は遅く、対応も悪いと思っていましたが、良い意味で予想が外れ、よかったです。

ボストンには大学が60以上もあり、賃貸物件が多く、借り手が多い分、大家さん天国と言われています。 更新の時期に、突然毎月$500の値上げ(お家賃は$2600)を言い渡され、抗議したら”それなら別を探して”ということで出た人の話を聞きました。 お給料が急に上がることはないでしょうからそんなに値上げされたら暮らせません。 

日本ではここまで急に値上げはないですよね。 更新料だって2年ごとでしょう。 

家賃の高さもニューヨーク、東京並みといっていますが、感覚的には東京より高い気がします。

戸建は別ですが、アパートには個人のドアの前にはベルがないところが多いです。 我家もそうで、誰かノックしても2階(メゾネットになっているので)にいるとわからないので困ります。 ベルを付けるくらいたいした手間じゃないのに、と思います。

インターフォンもありません。下のセキュリティーから部屋番号を押すと私の携帯にかかり、許可を出すと入り口が開くようになってます。 なので私がどこにいてもドアを開けられるということで、自分で鍵を忘れて出た時など便利ですが、携帯をバッグに入れっぱなしなんて時は誰も入れません。

いろいろとシステムが違うので慣れるまでたいへんです。




*皆さまコメントをたくさんありがとうございます。
 読ませていただくのが楽しみです。
 これからもちょこちょこよろしくお願いします。

日米比較研究 家電編 < 冷蔵庫>2012年08月05日 23:17

大きな牛乳は1ガロン、3、78L
いろいろと主婦目線で日米の比較研究をしていきたいと思います。(堅いですね!)

今回は家電で冷蔵庫です。

家は家具無しの賃貸アパートですが、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、乾燥機はついています。

この冷蔵庫は基本私が子どもの頃や20年前にあったものと見た目も機能もほとんどかわりません。 アメリカの家電はそういうものが多いです。
よく通る道沿いに冷蔵庫屋さんがあります。 他になにか売っているかもしれませんが、ディスプレーには10台くらい冷蔵庫のみが飾ってあります。 デザインも最新型のフレンチドア(両開き)のもの、いわゆるレトロな’50~’60年代ホームドラマで登場したような丸いシェイプのもの、家にある白い普通のデザインのものなどがあります。

特に骨董屋さんではないようですので、どれも現在製造、販売されているようです。

アメリカの家電一般に言えることですが、ずーっと昔からのスタイルのものが今でも造られていて買われています。

日本だと1年前のものはもう型落ちとして価格が下げられ、常に常に新しいものを追いかけていくような傾向がありますよね。 部品もないので10年くらいで修理もできなくなって新しいものを買わざるを得なくなります。
環境的にはアメリカのほうが勝っていますね。

機能についてはどうかというと.....。

氷は型に水を入れて作る手動式です。 使った人がちゃんと次の分を入れてくれないのでよく氷切れになってしまいます。

棚も大雑把に仕切ってあるだけなので、小さいものを入れるのに不便です。 カゴを使って工夫して使っています。

卵ケースもありませんし、扉には卵パック(12個入り)が大きすぎて収まりません。

日本で使っていたものはさまざまな機能が付き、当たり前のように便利に使っていたので、ちょっとカルチャーショックでした。

もちろん持家の方やすごーくゴージャスな賃貸アパートなどはTVコマーシャルしているような自動製氷どころか容器を置けば手を触れずにお水が注がれる機能がついた最新式のものを使っている人たちもいらっしゃるとは思いますが、私の回りでは家のものと同じような冷蔵庫を使っています。

やはり一般的に日本のものが機能では勝っています。
でも慣れたらどっちでもOKです。冷えればいいんですものね。
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