桜のコーディネイト ― 2014年04月07日 14:23
着物には"この時期だけ"しか着ることができないものがたくさんあります。
洋服に比べ衣替えを大事にしていて、季節により袷(あわせ)、単(ひとえ)、紗(しゃ)絽(ろ)などの薄物などがあり、複雑な規律があります。
さらに季節の柄はその盛りの時期より少し前に着ることを粋としています。なので期間限定のものを着るチャンスは年に1回かせいぜい2回。
この着物は裾と肩に桜の模様が織られている紬の訪問着。
まさに一目惚れで購入し仕立てたのが一昨年、以来この時期になるとコーディネイトをどうしようかと楽しい悩みです。
今回帯は三重織のもので同系色、帯揚げは桜色、帯締めはちょっと差し色で水色の組紐を合わせてみました。 同じ着物でも帯、小物でまったく違う雰囲気になるのがおもしろいところですね。
この次着る時はどんな組み合わせにしようか、今から来年のことを考えたりしています。
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