Kagurazaka散歩道

スーパーに行くと広いパンのコーナーがあります。

そう言えば昔もワンダーブレッドというブランドのパンの棚が15ｍくらいあって、ホワイト、ブラウン、サワー、胚芽入り、などなど同じ水玉模様のパッケージが色違いで並んでいましたっけ。

20年前はちょっと遠くに行かないと自分の所で焼いているパン屋さんはなかなかなかったのですが、今はたいていのスーパーにはベーカリーコーナーがあります。　日本の繊細なお味のパンとは違い、大きめで堅く、一つ買うとしばらくあります。　味わい深いとはいえ、いつもいつもだと飽きてしまうんですよね。

ふわふわの食パンが食べたい時は船便で持ってきたホームベーカリーを使います。　変圧器を使っているのですが、何回やっても＜焼く＞の段階にくると止まってしまうので、こねと発酵までにしてあとは自分でオーブンで焼きます。　メーカーは海外で、変圧器などを通して使用しないようにとマニュアルには書いてあるのですが、こうやってパンを作っている人は結構多いんですよ。

その時にいつも見ながら作っているのは”カルフォルニアばあさんの料理帖”という本です。　数年前におもしろそうな題名だったのでなにげなく買いました。　エッセイやイラストもたくさん載っていて楽しいレシピ本です。　焼く時の温度が摂氏だけでなく、華氏も書いてあるので便利かなと思って持ってきて正解でした。　もちろんパン以外にもおいしいレシピがいっぱいでいろいろとお役にたっていて手離せません。

この写真のパンは”～料理帖”のレシピ通りに作ったものです。　手でこねずに機械でこねたんですけどね。　今度はアレンジしてレーズンパンもいいかも。

家族にも好評でこれからも食パンは家で焼くつもりです。