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着物 早春のコーディネート2017年02月28日 19:53

ピアノのライブへ。
去年も着物で行ったので今年もこちらのコーディネートで出かけました。

紬
長着は昨年の初春に着たエメラルドグリーンの細かい横縞の紬を選びました。
春らしい色合いなので他の季節にはあまり登場しません。

博多帯
帯はパステルピンクの博多帯です。博多というとキリッとしたモノトーンのイメージが強いですが最近はこういった淡い色目のものもたくさん作られています。
これは昨年誂えたもので、今回がお初に締めました。
帯締め、帯揚げ
合わせたのは絞りの飛び模様の帯揚げと草色の帯締め。
ポイントに相良刺繍の帯留めをあしらって。

博多帯は結ぶ時、シュルシュルと衣ずれの音がして楽しい帯です。ただ新しいうちは固く結びにくいので少しきつめに結ぶようにするとよいようです。

着物 師走の頃2016年12月13日 12:31

細かい格子に花柄のお召しです。
花芯と見えないですが八掛が朱赤。
お召し


しゃれ袋帯
                 合わせる帯はこれ。屋根に猫のカップルとバイオリン。しゃれ袋です。
           
プレゼントの柄
                                 前にくる柄はプレゼントとラブレター。

ツリーのブローチ
                    手組みの丸組みの帯締めにクリスマスツリーのブローチを留めて。

母のお下がりの着物ですがモダンなデザインで大好きです。
クリスマスの頃出してきて着ています。

着物 霜月2016年11月27日 20:32

晩秋になり、ちょっと遅いかしらと思いつつ、紬のこの着物を出してきました。
菊模様の着物
帯は綴(つづれ)です。細かい花模様が気に入っています。

菊模様。
着物は嫁入りの時に誂えたもの。
良い染物屋さんがあると母が聞きつけ、逗子のお店に行き、紬の白生地から自分の好きに染めてもらいました。
悲しいかな知識不足で選んだ一面の菊のみの模様は秋しか着られず.....。
でも大好きで大事に着ています。


着物コート
コートは自分で縫ったもの。表は絞りの絵羽模様です。
リバーシブルの裏面
リバーシブルの裏は大島を使いました。正装にもカジュアルにも対応できます。

二重になっている点、暖かくて便利に着ています。

着物 袷の着物の前に2016年10月04日 16:42

本来ですと10月はもう袷の着物の時期です。
でも今日のように30度を越えるよう日は単を着てしまいます。
(せいぜい暦をめくって数日程度ですが…)

白大島
                            ちょっと見、単に見えにくい白大島と三重織の雪輪の帯。

三重織の雪輪の帯
一応季節は考えてお月見のうさぎが雪輪のなかに見えています。
鎌倉彫のナスは夫の手作り。数年前に貰ってから初お目見えです。陽の目を見られてよかった。
ちゃんとお礼を言って使っている所を見せないと次回がありませんからね。
Thank you!

9月の組み合わせ 着物2016年09月06日 11:03

着物の衣替え、9月は単(ひとえ)の着物を着ます。
裏がついていないものです。

縦絽の着物
帯、帯締め、帯揚げは中旬より前は夏物。

織の模様
                                          織模様が飛び柄ではいっています。

拡大したら色がとびましたが着物の模様です。この着物は細かい縦絽。縦絽は普通の横の絽より透け感が少ないので単と同じ扱いができます。
ただ私は9月に着る場合は初旬にとどめるようにしています。


紗のしゃれ袋帯
                                                                              手描きの紗の袋帯。
                                                                              酔芙蓉と雛菊。

着物に合わせたのは秋草模様の紗のしゃれ袋。夏帯はしゃっきりしているので反発して案外結びにくいものです。二重太鼓に結ぶのは結構形造りに苦労します。


この着物は単色なので色無地ということで格が高く、絽の袋帯を合わせたらあらたまったお席にも着られます。
今回はしゃれ袋との組み合わせなのでもっとくだけた感じです。

単の着物を手にするといくら暑さが残っていてももう秋だなぁと思います。


着物 盛夏のコーディネート2016年08月09日 17:59

夏の着物。
   
絽の着物
着ると見た目よりモダンな感じの組み合わせです。
墨流しの絽の小紋。


紗の帯
                  帯は黒の紗。 トンボの刺繍がしてあります。

この帯は古いもので金糸や銀糸の縫取りが少しほつれていたものを繕いました。
1番大きなトンボの羽は全体に刺繍が施されている手の込んだもの。私のお宝の一つです。
朱のお目々が粋ですね。


象牙のブローチ
                       、                                  象牙のブローチを帯留にして。

このブローチもアンティーク。夏にするときはひまわりに見立てて、秋のコーディネートの時は菊ということに。
季節に合わせて都合のよいように使っています。

着物コーディネート 桜の頃2016年03月07日 12:17

この時期しか着られないという1枚。
桜の開花予想が出るといつ着ようかとわくわくします。

桜柄の着物
黒の紬の訪問着。袖、肩、裾に桜模様が織り込んであります。
帯は桜色のお花が織ってある三重織の名古屋帯。


裾模様
このように桜のお花や幹が写実的に描かれているものは実際のお花見の時期より少し前、ほんの2週間程度の間だけ着るようにしています。
花弁や葉がデザイン化してあるようなものですと着用期間はもう少し長め。

半襟、帯締
                                                  地味目な長着ですので小物は鮮やかな色を合わせて。

最近は紬などのかたいきものについ手が伸びてしまいます。
そのうち柔らか物のコーディネートもご紹介しますね。

着物コーディネート ピアノライブ2016年02月08日 18:38

今日は森丘ヒロキさんという若手のジャズピアニストのライブへ。
紬の訪問着
着物はサーモンピンクの紬の訪問着。
鎖をつないだようなラインが袖の下の方と裾に流れています。
刺繍半襟
                          半襟を刺繍のものにして華やかに。

帯 帯締 帯留
                                                          この日のために選んだピアノの鍵盤模様の帯。
                                                           帯留はト音記号で。

江戸小紋のセット
誘ってくれた友人のコーディネートもしました。 
ラベンダー色の江戸小紋。南天柄です。帯はろうけつ染に手染めの小花模様。

2人で着物で出かけたのでライブ会場でもちょっと目を引いたようで、知り合いに声をかけられました。

やはり着物を着ると気持もしゃっきりして気持ちが良いです。

着物コーディネート 初春2016年01月12日 15:15

この小紋は色々な華輪の他に、全部ではありませんが干支の動物たちが散りばめられています。
卯、酉、丑、未など。
飛び小紋なので格調高く、初春の装いにぴったり。
干支柄の着物
帯は余り布を切り嵌め(アップリケ)と言う手法で自分で帯に仕立てました。
オンリーワンのこの着物の為の帯です。

狛犬
                                                 菖蒲と犬張子。

8分丈のコート
                                                               茄子紺色の八分丈コート。

帯の表地はこのコートの余り布を使用。
普通の色無地用の反物を使って仕立てたのでたっぷり余っていました。

こんな風に色々と考えるのが好きです。
帯は古いものに好みのスカーフや風呂敷を縫い付けてあまり巷にはないようなものを作ったりしています。
そういうものは案外紬などに合います。

おいおいご紹介しますね。

着物 コーディネート2015年12月02日 17:05

TVコマーシャルでおいしそうないちごのクリスマスケーキの映像を見て.....。
写真の帯を締めたくなりました。
この帯はベリー模様の織の名古屋帯です。
呉服屋さんで一目惚れした1本で、即購入。
ベリー柄の帯
合わせるのは薄いエメラルドグリーンの紬の着物。

紬の着物
                          地を見るとたくさんの色糸を織り込んであります。
                          織った方のご苦労がしのばれます。

八掛
                                                      スペシャルな八掛(裏)を付けました。

この紬を仕立てる時に、普通は八掛などはお任せの場合が多いのですが、手元にこれがありましたので合わせてもらいました。
珍しい辻が花模様の手描きです。

着物、帯、八掛はそれぞれ別の時に買い求め、箪笥に眠っていたもの。
それが時を経てなんともぴったりなセットになりました。


小物セット
                                       飛梅の帯揚と丸ぐけの帯締め。

このようなお楽しみは誂えならではのこと。
今必要なものではないけれど、魅かれるものはやはり一期一会と思って買い求め、出番が来るまで大切にしまっておく。
ゆったりとした時間が流れていきます。

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