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ナンタケットバスケット Ⅹ2012年12月01日 23:56

また一つ....。
新しいバスケットが出来上がりました。

8インチのオープンオーバルバスケットです。
ハンドルの付け根についているシェルのノブ(飾り)がチャームポイント。

これは同じモールド(型)で今作っている蓋付きのバッグのいわば練習のために作りました。
楕円形のものはカーブと直線の部分があるので円形のものより少し技術が要り、縦軸がずれないように編むのはちょっとむずかしかったです。

でも以前作ったソーイングバスケットにすっぽり収まってとてもかわいいんですよ。

本当は7個の少しずつサイズの違うバスケットがぜんぶ入れ子状態になるネストというバスケットたちもすごく魅かれるのですが、とてもとても無理なので、2個でも満足しています。

まずは今手がけている蓋付きのバッグを早く仕上げること!それが現在の目標です。

アンナのブライダルブーケ2012年12月03日 00:18

可憐なスズランのブーケ
昨日雪降る中コンコードにあるルイザオルコットの生家、オーチャードハウスに行ってきました。

昨日からクリスマスの特別イベントがスタートし、館内はそれぞれの部屋でそれぞれの衣装をまとったルイザ、アンナ、母親のアビーメイ、末妹のメイに扮した役者さんがエピソードをいろいろまじえながらお話をしてくれます。

クリスマスということで、若草物語にあるように娘たちが小さなプレゼントを用意し、部屋をめぐるごとに大きな長靴下に詰めて、最後に母親に渡すというすてきな趣向です。
その靴下を持ってまわる大役は一緒に行ったお友達のお嬢さんが抜擢され、若草物語の大ファンである彼女はちょっとはにかみながらも立派にお役をはたしました。
彼女はこの日のために自分で描いた4姉妹の絵を持ってきていて、それも拍手の中披露されました。


実は私にとってもこの日は特別の日で、ルイザの姉、アンナのウエディングドレスに添えるブライダルブーケを作ってお渡しすることになっていたのです。

7月にオーチャードハウスを尋ねた際、特別展示があり、アンナの部屋に彼女のウエディングドレスとブーケが飾ってありました。
ウエディングドレスは白ではなく、濃いベージュで小さなボタンがたくさんついた手縫いのすばらしいものでしたが、ブーケは形もくずれ、色もすっかり黒ずんでかわいそうな状態でした。

館のスタッフでもある友人に、私が新しいブーケを作るので、寄付できるかどうか聞いてみてほしいとお願いしたことろ、是非にということでプレゼントすることが決まりました。

お花は日本からアートフラワーを取り寄せ(日本の技術はすばらしいです)丁寧に作りました。

条件は1つ。 スズランのみで作ること。
アンナはお庭のスズランでブーケを作ったというエピソードが残っています。


仕上げたブーケは館長さんはじめスタッフの方からアンナの雰囲気にぴったりとおほめの言葉をいただきました。

残念ながらウエディングドレスとブーケは常時の展示ではなく、毎年5月と何かのイベントの時のみということです。

でもイベントカレンダーでチェックして展示の際は是非いらして、ちょっとドレスの横のブーケを見ていただけたら嬉しいです。

ケーキデコレーション2012年12月06日 22:06

初めてのデコレーションケーキ
先月から4回コースでケーキデコレーションのクラスに通っていました。
これはケーキの作り方を教えてくれるのではなく、上に飾るクリームのデコレーションのやり方を教えてくれるというおもしろいレッスンでした。

アメリカのケーキは甘くて、色がどぎつく、ちょっと日本人の口には合わないものが多く、自分で好みのケーキを焼いて、さらにきれいにデコレーションができたらいいなと思い、登録しました。

一人で申し込んだので、まったく見ず知らずの中に入ることに少し不安でしたが、行ってみたら、いい方ばかりで楽しくお勉強できました。

1回目はクッキーに星型の口がねを使ってパヴェ(埋め尽くす)をするところから始まり、2回目は実際のケーキを使って、クリームのきれいな塗り方、ボーダーの作り方、3回目はお花や葉を習って、4回目は全部の工程を使って自分でデザインしたケーキデコレーションをするというものでした。

やはり、こういう細かい作業のクラスに来るという人はお菓子作りが好きとか、手先を使うことが好きという人が多く、それなりの作品が出来上がります。

ただ、色使いは原色に近いグリーン、ブルー、濃いピンク、オレンジ、黄色など私はちょっと....という感じでした。
クリスマスのイメージで作った人の作品はケーキがグリーンで、上の飾りは真っ赤なボールが2個、眼にも鮮やかなものでした。

食いしん坊の方がいていつも作ったものを試食されます。
1回目はブルー、2回目はグリーン、3回目はバイオレットにお口の周りと歯を染め、全員の笑いをとっていました。
さすがに4回目のきれいなケーキはお家に持って帰るとのことで、食べなかったのですが、手はオレンジ色になっていました。

私の最終作品は中のケーキはコーヒーのフレーバーにして、周りのバタークリームはチョコレートにしました。
レシピはすべて日本のレシピを見て作りました。
皆さんのように人口の食紅は使いたくありません。
そこでアクセントのベージュは隣のロビンのコーヒークリームをちょっともらいました。

バタークリームがやわらかくなってしまい、バラはできず、デージーを描きました。

本当は生クリームで飾りたかったのですが、初心者には生クリームのデコレーションはむづかしいとのことで、もう少し技術が向上したらトライしたいと思います。

日米比較研究 <住居編>台所2012年12月12日 10:48

一番仲良しのガス台。
秋からこっち、よくお客様をお呼びするので、とても活躍してくれているガスレンジです。

家は熱源がガスなので、お友達に羨ましがられています。
というのも、集合住宅では特にそうなのですが、電気コンロが多いのです。
電気といっても日本によくある、IHの電磁調理器ではありません、
渦巻き型のコンロです。
この利点は火力が強く、すぐにお湯などが沸くという点です。
最小にすれば長時間のクロックポット的な調理もできるそうです。
ただし、強から弱といった微妙な温度調節はできません。

その点ガスですとちゃんと使いわけができます。

ただし、日本で使っていたガス台とは比べものにならないくらいシンプルなものです。
日本のものは天ぷらやご飯など自動調節で調理できましたし、もちろん立ち消え時ガス停止や温度上昇時の自動消火などきめ細やかな設定があっていろいろと便利に使っていました。
ガラストップなので、お掃除も簡単でした。

今使っているものは20年前とさして変わらないデザインと機能で、でも慣れたら別に使用に支障はありません。
20ポンド(9kg)近いターキーも楽々焼ける大型のオーブンはとても魅力です。
パンも一度に3斤は余裕ですし、なにしろ大きいのでメイン料理とつけ合わせも同時に出来上がります。

日本に持って行けるならほしいくらい。

この台所で唯一不便を感じるのはガス台の真上にある電子レンジです。
お友達の家でもコンロの上にレンジがある所が多いです。
背が低く、中に手が届きにくい上、下のコンロを使っている時などはほんとうに危ないです。
踏み台を使っても洋服がコンロにつかないかいつもひやひやものです。
なるべく同時に使わないようにしたいですが、ご飯の支度をする時はたいてい急いでいますので、結構使ってしまっています。

おいしいものを作ると同時に、安全面でも気をつけようと思います。

スーパーマーケットあれこれⅤ2012年12月14日 10:25

サーモン寿司
昔では考えられなかったことですが、今ではたいていのスーパーでこのようなお寿司が売られています。
対面になっている所も多く、板前さんのいでたちをした人たちがいて注文に応じてくれます。
でも多くは日本人ではなく、韓国や中国の人たちです。

これはサーモンのお寿司です。
他のバリエーションもなかなかのもので、カルフォルニア巻きを始め、マグロやヒラメ、きゅうりやたくわんなどもあります。

家では最初に息子に食べさせ、OKが出たものはまた購入すると決めています。(一番舌が確か)
例のいつもの高級スーパーのものはあまりおいしくなかったようで、今回のものはケンブリッジの大学そばのスーパーでしたが、お墨付きがでました。

普通のお惣菜もどこのスーパーでもきちんとしたコーナーがあり、重さでいくら、と決まっています。
このシステムは日本の方が早かったのでしょうか、アメリカでしょうか、お昼時になると結構人が集まってきて混雑しています。

先日すごく驚いたことがありました。
スーパーの駐車場に大型の消防車と救急車が来て(サイレンはなし)緊急車用の駐車スペースに停車したので、何事?と思ったのですが、隊員の方がぞろぞろ降りてきて、このお惣菜のコーナーでお昼用のおかずを買い、イートインのコーナーに向かって行きました。
私はそのまま帰ったので、その後、お持ち帰りにしたのか、車を止めたまま、そこで食べたのかはわかりませんが、日本では考えられないことですよね。

話がそれました。

それだけ皆さんにお惣菜コーナーは愛されているということでしょうか。

ポットラックパーティー2012年12月15日 04:27

そばいなりです。
この時期いろいろなところでお呼ばれしたり、イベントがあったりで、一品持ちよりのパーティーが開かれます。

そういう時にはやはり、日本のものを何か、と言われます。

これはおいなりさんの袋の中におそばを詰めたものです。
ずいぶん前に長野の郷土料理だとお友達から教えてもらいました。

アメリカ人の方には本来の寿司ご飯のおいなりさんはどこでも人気なので、中身がおそばになってもだいじょうぶではないかと持って行きました。

上にはきゅうりがなかったので、かわりにズッキーニの塩もみと刻んだしょうがの甘酢漬けを飾りました。

ありがたいことに皆さまのコメントもよく、全部食べていただきました。

ポットラックのいいところは、いつもは見ることもない、異国のお料理を物物交換のシステムで食べられることです。

たくさんの人たちと知り合うことはあっても、なかなか個人的にお家に呼んでいただくことは少なく、よって手料理を食べる機会もないのですが、ポットラックですと一度にいろいろな種類のものがいただけます。

今回もロシアのサラダ、トルコのクッキー、スウェーデンのパン、韓国のお茶、アメリカのクリスマスのデザートなどたくさんのお味を楽しめました。

チャンスがあったらまた出掛けたいと思います。

フローラルデザイン2012年12月18日 09:50

ロマンチックなネックレス
先月から6回に渡り講義を受けていた“フローラルデザイン”のコースが今日終わりました。

ボストン市内から少し離れたウェルズリーをいう町まで毎週通いました。
この町には名門女子大であるウェルズリー大学があります。
クリントン国務長官も出られた大学です。
優秀な大学で大学のランキングでも常に上位にあるそうです。

町自体もとても優雅で、すてきな所です。

私はその町のはずれにある、広大な植物園芸協会の主催するフローラルデザインを教えてくれるコースに行っていました。

正直1回目は講義のみでこのまま、あと5回もお話ばっかりでは,,,,と思っていましたら、2回目からは実技を伴うさまざまなレッスンで毎週行くのが楽しみでした。

6回目の最終日には自分でデザインした作品を作るということで、私は日本では経験のない、”ジュエリーデザイン”を選択しました。

これはいろいろなジュエリーを植物のみで作るというものです。
今回はペンダントをバレンタインのイメージで、というテーマでした。

まずたいへんなのは、材料集めです。
マサチューセッの州の規則では、自分の庭以外の公的場所で草木を採ってはだめ!となっています。
先生はもしポリスに咎められたら自分はガーデンクラブのもので作品を作るために植物を採っていると言えばよろしい、と言うのですが、こそこそと雑草を集めている時の、他人の視線が厳しいのです。

何を使うかわからないので結構集めないといけません。
しかも直前では乾かないのでずいぶん前から準備しました。

それで出来上がったのがこの作品です。
スターアニス、ゴマの実のはじけたような草(名前は不明)、山ゴボウの実、お米、つるなどをマニキュアで色をつけてあります。

それをペンダントの形にしあげました。
バレンタインなので、銀色のネックレス(つる)にピンクのお花(山ゴボウ)、小粒真珠(パール色に染めたお米)をあしらいました。

日本人ですので、手先の器用を生かし、お米を一粒ずくっつけている時は先生もOh!と横でほめてくださいました。

名誉なことに作品はそのまま1月に行われるフラワーショーに出品されることになりました。

ナンタケットバスケットⅩⅠ2012年12月19日 12:11

バスケットのオーナメント
2インチのちっちゃなバスケットは今まで数個編みました。

ところがいろいろな人にお嫁に行ってしまったので、先月クリスマスツリーを出した時には手元に1個もありませんでした。

あわてて作ったのがこの写真の3個です。
急いで仕上げようとしましたが、やはり工程は大きいものと同じなので3週間かかってしまいました。

それぞれ、ベース(底の部分)、リム(ふち)、ハントル、ノブ(ハンドル付け根の飾り)を少しずつ変えてあります。

ほんとうはツリー全体に何個も飾るのが夢なのですが、最初はこんな感じでしょう。
徐々に増やしていきたいものです。

一番目立つように正面に飾りました。

サンタさんがこの中に小さなプレゼントを入れてくれるのを期待しつつ。

Merry Christmas!

冬至2012年12月22日 11:26

冬至
今日は冬至でした。(1日遅れですね)

季節の行事はなるべく取り入れたいほうなので、アメリカに来たからと言ってもはずせません。

以前来た時はゆずはありませんでしたが、かぼちゃのスープを作った記憶があります。

今回は日本の食料品店にゆずがありました。
小さくてみどりのものですが、皮をこするとちゃんとゆずのかおりがします。
日本の家を建て直す前の古い家にはおおきな花ゆずの木があり、毎年200個くらいの小さなゆずを実らせていたことを思い出しました。
たくさんの実をよくご近所や友人におすそわけしたものです。
このゆずの実はちょうどその花ゆずの実のようです。

かぼちゃはオレンジ色のスクワッシュを甘く煮ました。
ちょっとさくっとした食感で、結構おいしいです。

夕食後、ゆず湯に入りましたが、出たあともぽかぽかとして暖かく、やはりゆずの効果大です。

これでこの冬は風邪をひかないで乗り切れそうです。

ボストンバレエ2012年12月24日 23:59

ボストンバレエ
ボストンの12月の最大のイベントの一つであるボストンバレエのくるみ割り人形を見に行ってきました。

繁華街にあるオペラハウスは外見はそうでもないのですが、中はとても豪華な装飾でさまざまなレリーフがほどこしてあり、それを見るだけでも入場料を払う価値があると思います。
2シートのチケットは$180でした。

マチネーのせいか、着飾った小さな紳士、淑女も多く、おとなしくきちんと見入っていました。
今回からディレクターが代わったとのことで、よりアメリカっぽく、楽しく、華やかな演出で、あっという間の3時間でした。

もちろん生オーケストラですから、音楽もすばらしたっかです。

私もおしゃれして紬の付け下げ(手書きの赤い実模様)の着物にピアノの鍵盤柄の帯、帯締めには大学そばのビーズ屋さんで買ったクリスマスの飾りを帯どめ代わりにつけて、クリスマスっぽく。

期間限定のイベントを一つ一つこなしていってもう年の瀬です。
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